映画館が無くなるのは寂しい

蠍座が閉館し、先月・・恵庭のシネコンも閉館し、少し前には名寄の映画館も閉館。。。。 
蠍座がオープンした数年はよく通いました。特に『ウェイクアップ!ネッド』というイギリス映画が上映された時には、8回ほど観に行きました。館主の田中さんに「また観るの!?」って聞かれたことを、よく覚えています。そのあと・・・角川の仕事をするようになり、観る映画は業務試写ばかりで、お金を払って見に行くことがほぼ無くなり、足が遠ざかってしまっていました。恵庭もオープンしたときに、北海道ウォーカーで1ページを使って取り上げたり、名寄の映画館にもご挨拶に伺ったこともありました。
出身地の横浜や、東京に戻った時に「あれ! あの映画館が無くなってる・・・」ということもあり、とても寂しい気持ちになりますが、どんどんと閉館していく昔ながらの映画館ばかりでなく、恵庭のようにシネコンさえ閉館していく、今の時代・・・仕方ないのかぁとも思いますが、抱き合わせ(同時上映)で本命じゃないほうの作品のほうがおもしろかったりするなどのことがあった昔の映画館は、やっぱり好きだけどなぁ。映画の始まる時間を新聞で見ながら、東宝から松竹の映画館をはしごするためにダッシュで移動したりするのも(狸小路の中をよく走ったものです・・・)懐かしいし、その映画館、その映画館で小屋に特徴があって個性的だったけどなぁ。もちろん、シネコンも好きだし、4D映画がどうなるのかも気になる。『ウェイキングアップ!ネッド』がもし・・・4Dになったら、アイルランドの海の香りや、死体の腐敗していく匂い、ブタの匂いなんかがするのかな・・・・。M.T
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