今年最初の映画・・・

昨日まで札幌を離れていたのですが、戻ってまいりました。今年もどうぞよろしくお願いします。
毎年、年初めの映画を何にするのか迷います・・・。未見の映画か、何度も繰り返し見ている映画なのか・・・。今年は何度も見ている「第三の男」に決め、深夜ホームシアターで見ました。家のスクリーンの大きさは、昔の小さい映画館くらいのスクリーンの大きさなので、こうして家でゆっくりと名作を楽しむことが出来るのは幸せです。もちろん、映画館で鑑賞することは大好きですが、見に行ける時間に制限があるので、やはり家で見れるというのは嬉しいことです。特に「第三の男」を選んだ理由はないのですが、フィルムが消えつつある中、とっても綺麗なモノクロームで撮られた映像が見てみたくなったのと、ハリー・ライムのテーマ曲のツィターの音色が聞きたくなったからです。映画では様々な名シーンがありますが、自分が初めて書いた脚本にはトンネルのシーンが登場するし、自分の映画にも観覧車のシーンが登場したりと、かなり影響を受けた映画なのだなぁと思いながら見ていました。やっぱりフィルムノワールの最高傑作と思いながら、一気にラストまで見ちゃいました。こうしたかっこいい映画を撮りたいものです。 M.T
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↑木造の観覧車が素敵すぎる!

↑脚本段階ではハッピーエンドだったのに、悲しいラストに・・・・でも最高の余韻を残したラストシーンだったと思います。まぶたに焼き付いて離れない名シーンです。