企画・原作・脚本・絵コンテ・総監督を漫画家の岡田芽武さんがされるフィルムノワール長編映画のプロモーション用のショートムービーの撮影が３月に行われ、ロケのお手伝いなどをしました。そのご報告です。
このお話を聞いて、最初に企画書を読ませてもらったときに・・・岡田監督のマンガ、持ってる。。。が、自分の第一声で、読ませてもらった企画書もおもしろく、本編に先立って・・そのイメージで撮影をするショートムービーというのにも魅かれました。企画書の中に絵コンテもあり、それがすごい完成度のマンガで描かれていたから、興奮して読んだのを覚えています。
プロデューサーの合アレンさんは、キム・ギドク監督の作品に出演をしたり、プロデューサーもされたりと、国際的に活躍されている方で、ゆうばりファンタにも・・もう何度も来られている、云わば常連の方で、撮影に来られる前にも、何度もメールや電話で打ち合わせをさせていただきました。
ロケ地が、夕張石炭博物館、夕張神社、妙法寺ほかで、協力していただいた各所、担当の方には、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
ようやく・・・火事のほうも鎮火してくれたみたいですが、夕張石炭博物館でのロケでは、ほぼ一日模擬坑道の中での撮影でした。どこのシーンもかっこよく、まるで日本ではないような・・・どこか異国で撮影をしているような映像で、モニターを脇で見ていた自分もびっくりしましたが、撮影されていたみなさんも、とても喜んでくださり、映像のかっこよさに歓声があがっていました。
狭い坑道内で、上手く殺陣を繰り広げ、またいかにかっこよく、アクション的に撮影していくかなど、見ていて大変勉強になりました。そういえば・・・何十本も映画のロケに参加してきて、今回のような本格的なアクションがある映画って・・・ほとんど入ったことがなかったなぁって思ったりしました。
↑ 模擬炭鉱内での撮影シーン。 ↑ 血のりやナイフなど。
夕張神社でのロケでは、朝日が昇ると同時に撮影を開始して、まだ３月上旬だったので雪が残る中、とても寒い中、役者さんもスタッフの方も頑張って撮影されてました。足音が入ってしまうからと・・・カメラマンの方と、そのモニターを見ている監督さんが、ともに移動撮影の時に、靴を脱いで・・雪の道路を歩きながら撮影していたのには、すごいなぁと思いました。
↑ 夕張神社でのシーン。まだ雪残る・・とても寒い中での撮影でした。
妙法寺でも、お寺の中や、入り口、その周りなどで撮影をして、すごく立派なお寺で、映像におさめた画も豪華なものになっていました。お寺の方に、夕張名物のぱんぢゅうまで差し入れしていただいて、しかも焼き立てを持ってきていただいて、本当に感謝です。みんな美味しい美味しいといっていただかせてもらいました。
↑ 妙法寺。豪華できらびやかでびっくりしました！ 右がカメラマン＆出演のマイケル・ファンコーニさん。その左が、岡田監督。写真ＮＧなので、後姿を。。。
↑ プロデューサー＆出演の合アレンさん。
二日間の撮影でしたが、帰りの飛行場行きのバスに乗るところまで、お見送りして・・・とてもとても名残惜しく、、、もっと一緒に撮影をしていたかったなぁ、、、と思いながら、名残惜しいということは、ロケをお手伝いしているこちらサイドからはいい時間を過ごさせてもらったのと同時に、微力でも・・少しだけでも力になれたのかなぁとも思うのですが、監督さんを筆頭に、ロケされたみなさんも同じように思っていてくれていたのならいいな、と思っています。
完成したショートムービーも楽しみですし、本編もすごく楽しみです。本編の撮影・・・行きたくなっちゃいました。また、今回お会いした方々と、夕張で撮影でお会いできたら本当に嬉しいですし、来年のゆうばり映画祭でも会えるのかな・・と思うと、来年の夏が実に実に楽しみです。
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←主役の盛田千文さん。雪に佇む姿が美しい！！
↑ 〝ぱんぢゅう〟をいただいたところ。左からマイケル・ファンコーニさん、真砂豪さん、盛田千文さん、合アレンさん。
↑ みなさんに記念に書いていただいたサインです。岡田監督が描いてくださった絵がかっこいい！！ 事務所にかざらせていただきます。すっごく嬉しいです！！
