ほぼ15年ぶりくらいの再会

朝からの撮影現場をお昼休みを利用して抜け出して、札幌に来られている平松さんと・・・ほぼ15年ぶりくらいに会いました。平松さんは自分の劇団を持たれていて、東京を拠点に和歌山などの地方にも公演に行かれたりと主宰、演出家、脚本家などで活躍されている人です。20年位前に、平松さんとはサンダンスのワークショップで会いました。
サンダンスというのは、ロバート・レッドフォードユタ州で毎年開催している映画祭と、ワークショップの名称で、新進気鋭の作品が集まる映画祭で有名です。ワークショップも有名で、自分のオリジナルの脚本を、その時に集まったハリウッド俳優を自ら演出、またアメリカの映画業界のプロデューサーや脚本家達と1週間のディスカッションを重ねていき、シナリオをブラッシュアップしていくというもので、当時・・・世界を4つのパートに分け、そのアジア地区の予選が日本でNHKを窓口に行われていました。10本の作品が選ばれ、サンダンスの本選と同じように、1週間合宿して、日本の映画業界のいろんなプロフェッショナルな人たちが指導してくださり、シナリオを改訂してくというものでした。その10人に選ばれたのが、平松さんや自分で・・・いわば戦友のような感じで、これまでもかわいがってもらってました。お互いの仕事が忙しく、なかなか会う機会がなかったのですが、今回平松さんが用事で来札して、僕のほうもちょうど現場を抜け出せることが出来たので、一緒にお昼ご飯を食べながら、当時の残りの8人の話や、業界のことや・・・あれやこれやと話しに花を咲かせ・・・ご飯のあとお茶もしました。平松さんが主宰されてる平松座の札幌公演が実現したら面白いよね、とか、劇団員の中の宝塚出身の女優さんのお話などを聞き、ぜひお会いしたいなぁと思いました。
平松さんは一時札幌にも2年ほど住んでいたことがあり、その時はゲームシナリオライターとして活躍されてました。平松さんが所属していた会社に、平松さんがやめた半年くらいあとに、僕も人から紹介をされて、たまたま同じ会社に行くことがありました。2回・・・出社して・・・・やめました。どうもゲームシナリオは僕には合わなかったようです。。。
そんな黒な歴史も笑いながら平松さんとお話して、本当に楽しい時間を過ごせました。ちなみにサンダンスの合宿は、濃密な・・大変で苦しく、でも楽しく刺激的で、あんな経験を若いうちにさせてもらえたことに、本当に感謝しています。こういった一つ一つの出来事、経験、そして平松さんのような出会いがなかったら、とっくに・・違う仕事をしていたかもしれません。そう思えるほど、濃密な体験をさせてくれたサンダンスの合宿でした。M.T
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