16ミリフィルム。。。

アメリカの友人から、今・・・完全にデジタルになってしまった映画、映像業界で、かつての16ミリフィルムで撮影することが脚光を浴びているという話を聞きました。日本では・・・いっさいそんな動きはなく、それどころか機材レンタルの会社からどんどん16ミリカメラがなくなって、とうとう最大手のカメラレンタルの会社からも、16ミリカメラはリストからはずされ、そのカメラは博物館に行くというのを聞きました。

日本はいい意味でも、悪い意味でもガラパゴス化してるので、こういった話はいつも聞くことになるので、ああ・・またかって感じだけど、アメリカでは16ミリフィルムの持つ、曖昧な色合い、雰囲気が、デジタルでは出せないので、逆に魅力で、そういえば、日本でもPVでは、まだ8ミリフィルムで撮られていたりする作品は見かけるけど(藤井風の「旅路」のPVなど)、本当はこういった需要はあるんだけど、16ミリまでいっちゃうと、技術力が求められたり、もちろん予算も跳ね上がったりで、日本ではなかなかお目にかかれないんだろうなぁ。。。と思うのでした。

まだ16ミリカメラはいくつか、防湿ケースに入ったままだし、デジタルで10本ショートムービーを撮るのなら、その中の1本を厳選して選んで、16ミリで撮影しても、、、と想像したりするのでした。。。

clapfilm LLP(http://clapfilm.com)  or  ゆうばりFC(http://yubarifc.com)  or    ケセランパセラン.com(http://xn--rckuaa1gtfc1ed.com/)  or  インタビュー自分史.com(http://xn--eckucycsd3cvcw318aqhd970l.com/)

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↑ フランスの16ミリカメラ、ボリュ‐。大好きなカメラです。丸みをおびたデザインが、なんともたまらなく素敵です。

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↑ 右が35ミリフィルムで、劇映画に主に使われていたり、スチールのフィルムカメラも、このフィルム幅でした。左が16ミリフィルムで、ニュースや当時のテレビドラマ、低予算の映画などに使用されていました。