2019年、今年もよろしくお願いします。

気づけば・・・このブログ、昨年の9月から止まっている。で、各方面から年賀状などでお叱りを受けるとともに、日報などを書かないかわりに・・・このブログで報告します、と上司や会社関係では云っているのに止まったままで・・いつ注意されるか、、、そろそろか??と思いつつ、3ヶ月経った感じです。この感覚、小学生の頃からまるっきり変わっていなく、でもそんなだから締め切りの毎度毎度追われる日々でも、ほとんど、、っていうかまるでストレスなく、楽しくクリエーター人生を歩んでいけてると・・自己弁護をしつつ、今年こそは、こういったことを書かないで済む、ブログにしたいと思う次第です。
昨年は9月の地震が思った以上に仕事にも影響をして、地震の間に止まってしまった仕事を挽回するのとともに、データなどのバックアップを北海道の2箇所で保存してあるシステムだったのに、その両方がダメージを受け、いくつか消えてしまったデータの復旧作業に時間を取られるとともに、そのまま10月の撮影ラッシュ。十勝や、道北、本州などのロケや出張が続き、11、12月もおかげさまで撮影が多く続き、また昨年初めて受けたクライアントさんの案件が10〜12月に立て続けに入ったことで、嬉しい悲鳴とともに、充実した期間を過ごさせていただきました。
また、この10月〜の専門学校の後期の授業で、映像系の生徒たちと、それぞれ2年生、1年生とがっぷり四つで2作品、作品を制作していたので、加えて授業の枠をはみ出して・・授業以外の時間でも制作していたので、より時間が無かった感じです。おかげさまで、この2作品はコンクールで優秀賞と監督賞の・・ダブル受賞での賞をいただき、生徒たちとも大いに喜び合ったりして、去年のいろいろと嬉しかった出来事のトップに躍り出るくらいの、すっごく嬉しかったことでもありました。
また、アメリカの友人から絶対にこの映画はお前は好きだ、絶賛する姿が目に浮かぶ、、と云われて・・観るのを楽しみにしていた「500ページの夢の束」、残念ながら札幌での上映はなかったのですが、もちろん観に行きました。そして、友人の見立てが正しかったことを、映画が始まって一瞬のうちに判ったくらいの・・そんな自分にとってどんぴしゃの作品でした。事前にわざと映画の情報を頭に入れていかなかったので、ポスターを見て・・・なんとなくスタートレック絡みのお話なんだろうな、とは思っていたけれども(バルカン人の挨拶してるから、ダコタ・ファニングが)、こんな素敵なストーリーがまだあったのか!?とびっくりするとともに、ここ数年、“映画”というより、“海外ドラマ”のほうを好んで観ていたし、おおよそ2時間という枠の映画で、もうすべてのドラマは語り継がれたっていう意見に心がズリズリと擦り寄っていくので、もちろん“映画”は相変わらず好きだし、多くの本数も観ているけれども、ある意味“仕事”で観ていた部分もあって、仕事、私生活ともに、自分の大部分の比重を占めている“映画”の扱いに少々手こずっていた部分もあったけれども、この「500ページの夢の束」を観て、こういったモヤモヤとした部分がすーっと消えて、やっぱり“映画”にどっぷりと浸りたい、そんな人生がいいなぁと再認識させてくれた映画でした。久しぶりに、「500ページの夢の束」とつけられた邦題も素敵だし、原題の「PLEASE STAND BY」もすっごく素敵なタイトルだと思いました。そしてそして・・こんな素敵な作品に、子役から有名になっていたダコタ・ファニングが演じているのが本当に素敵で、自閉症の女の子を自然に演じているけれども、普段自閉症の子たちとも接している自分にも、本当に・・・もう自閉症の女の子にしか見えない! そしてそして登場してくる人たちにも魅力的な人たちがいっぱいで、シナリオの力が全開にあふれ出ていて、本当に素敵な作品に仕上がっている。また、こうした映画が、自分の住んでいる札幌で上映されなかったのは寂しいし、あまり話題にならないのも寂しいと思う。
そんないろんなことを考えさせてくれる作品で、ここ数年・・・昔の映画や、ツタヤの発掘良品を観て、「昔の映画はいいなぁ」とまるで年寄りのような感想ばかり思っていた自分を反省しつつ、今年もいろんな仕事、そしていろんな映画を観ていこうと思っています。M.T
PS.今年から・・クリンゴン語をマスターしようと思っています!
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